視覚支援学校の給食にはこだわりがあった! その3 ~ 月見丼(行事食) ~
本校の給食では、視覚障がいのある幼児児童生徒が食事を楽しめるように、「香り」「舌ざわりや歯ごたえなどの食感」にこだわっています。彩りも鮮やかで、見えにくい人でも、お料理の「色」を楽しむことができます。(その1・その2の記事もご覧ください)
11月22日(水)の献立
【旧暦十日夜のメニュー】
月見丼・グリーンポタージュ・柿のサラダ・花豆の甘煮・牛乳
718キロカロリー 食物繊維6.0g
脂質22.7g 食塩2.4g
11月22日(水)は、旧暦の10月10日(十日夜)でした。古くは、この日の夜には、稲の収穫を感謝するとともに、翌年の豊作を祈る収穫祭が行われていました。
月見丼は、豚肉と鶏肉の合びきで作ったつくねの上に、ゆで卵をのせています。とろみのあるあんをかけて、いただきます。
麦入りのご飯、しゃきしゃきとしたもやしやにんじんとよく合っていて、とてもおいしいです。刻んだのりの風味も添えられていて、品目の多いヘルシーな丼です。
キャベツときゅうりのサラダには、秋の果物の柿が入っています。甘みがとてもおいしいです。
グリーンポタージュは、細かく刻んだブロッコリーがたくさん入っており、つぶつぶの食感がとてもおいしいです。
おろした玉ねぎとミルクもたっぷり入っていて風味も豊かです。とても温かいポタージュスープで、身体もぽかぽかと温まります。