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「全国産業教育フェア栃木大会さんフェアとちぎ2024」の大会視察に参加!

 全国産業教育フェア大会は、次年度「さんフェアふくしま2025」として福島県で開催されます。本大会には生徒実行委員会が組織され、県内の商業、工業高校など専門高校14校から2名ずつ、計28名の生徒が任命されました。本校からも、特別支援学校の代表として、普通科の生徒2名が任命され参加することになりました。
今回、同栃木大会「さんフェアとちぎ2024」に、大会視察および本県のPRという目的で、リハーサルから2泊3日で参加してきました。高校生同士の交流という点でも貴重な機会となりました。

【1日目 10月25日(金)】

今回は新幹線で宇都宮まで向かいます。公共交通機関の利用、とくに新幹線の利用は貴重な学習機会です。
単眼鏡を用いて電光掲示板を確認しているところです。何番線にくる車両なのか自分で確認して、実際にホームの乗車待機場所まで自力で向かいました。どういった表示が見づらいかも改めて実感できました。
新幹線車両のどこにトイレが配置されているのか、規則性があることを学びました。「奇数号車の後ろ」と覚えたようです。このような規則性を覚えることで、表示が見づらいことがあっても予測によって補うことができます。
前方右手にある建物がメイン会場の「ライトキューブ宇都宮」 白杖を持ちかつキャリーケースを引ききながらの歩行で大変したが、集団での移動に遅れをとらずスムーズにたどり着きました。
まず福島県団体の控室に入りました。滞在期間のスケジュールの確認とリハーサルや本番に向けての打ち合わせを行いました。
打ち合わせ後はすぐ大ホールにて、26日、27日に披露する福島県PRイベントのリハーサルを行いました。黄色ジャケットが福島県生徒実行委員、緑色ジャケットが栃木県生徒実行委員です。PRイベントのリハーサルをするなかで課題が見つかりましたが、実行委員同士話し合い、また栃木県実行委員の方からもアイデアを出してもらいながら、本番に向けて臨機応変に修正・対応していく過程がみられました。高校生ならではの勢いやエネルギーを感じた場面でもありました。PRイベントとしては、福島県クイズ、福島県民の歌、タップダンス、ラップを用意していました。タップダンスやラップには、「震災後まだまだ課題が残る福島ではあるが、復興に向けてこれからも一歩一歩前に確かな歩みを続けていく」という力強いメッセージを込めています。
写真はタップダンスの練習風景です。その他、確認作業やステージ上での打ち合わせが無事終わりました。
夕食は実行委員会全体で、宇都宮の餃子をいただきました。