第90回 令和6年度 後期文字能力テスト
本校では、年に2回、漢字の読み書き、点字の読み書きの向上を目指して文字能力テストを行っています。
漢字は、読みと書きの別認定です。
学年ごとの漢字が級別に出題されます。
今回は初めての受験の児童もおり、前期にひらがなで合格した一年生はカタカナに挑戦しました。とても緊張したそうです。
中学部と高等部普通科は合同の会場です。
問題は、一人一人、見やすい文字の大きさに拡大し、フォントも変えられます。明るさ、まぶしさに配慮してカーテンを引いたり、机の場所を考えたりします。斜面机を使用している人もいます。
点字は、パーキンスブレーラーや点字盤で、より速く、正しく書く力を伸ばします。
2分間で、 五十音を繰り返す五十音書き、触読して正しく文章を書き写す転写、聴いた文章を正しく書く聴写があります。
速読で、1分間にできるだけ多く、正確に読む力を伸ばします。みんなどきどきしながら、日ごろの練習の成果を発揮しました。
今回は、漢字と点字、両方にチャレンジした人もいました。
普通科の点字会場では、残り時間、パーキンスブレーラーでしりとり、盛り上がりました。
前の人が書いた文字を触読して続きを考えます。
チャイムと同時に「ん」で終わる言葉。
さすが三年生。
「楽しかったね」と点字で書き添えて締めくくってくれました。
卒業生、最後の文字能力テストでした。