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理療科オンラインカンファレンス

 筑波大学附属視覚特別支援学校主催のオンラインカンファレンスが開催されました。この企画は、オンラインで参加校をつなぎ、臨床実習で遭遇した患者について発表し、施術方法や鍼の刺鍼部位について意見交換をするものです。
 今回は本校生徒と筑波大学附属視覚特別支援学校の生徒が1症例ずつ発表し、全国12校の生徒23名で意見交換を行いました。施術後の評価に関する質問、施術経穴の選定に関する質問などが出され、自らの施術の進め方について振り返るよい機会となりました。
 現在どこの学校も理療科の生徒数が減少し、学年に生徒が一人しかいないようなケースも増えており、他の生徒と意見交換をするような授業が行いにくくなっています。このような取り組みを定期的に実施し、自分の考えを他者に伝えたり、他者の意見を聞くことを通して、施術方法の引き出しを増やしていくことができればと考えています。生徒からも「他の学校の臨床の様子がわかった」、「他校の生徒の意見が聞けて面白かった」などの感想が聞かれました。今後もこのような取り組みを行っていきたいと考えています。