パリ2024パラリンピック競技大会 半谷静香選手・佐々木真菜選手 報告会
10月1日(火)にパリ2024パラリンピック競技大会、柔道競技女子48キロ級J1クラスに出場し銀メダルを獲得した半谷静香選手、陸上競技女子400m視覚障害クラスに出場し 7位に入賞した佐々木真菜選手が来校されました。
半谷静香選手は、見えない中で練習をしているのでどのように体を動かすことが必要なのか「動きを言語化」することにこだわり、努力を重ねてきたことを話してくれました。また、緊張したり、不安になったりすることもあるけれども、目標を達成するためには、事前の準備をしっかり行っていくことが大切であり、今できることを全力で行うことが必要であると経験を踏まえて伝えてくれました。
佐々木真菜選手からは、大会の写真などを見せていただきながらお話をいただきました。東京2020パラリンピック競技大会は無観客での実施でしたが、今回の大会では、大歓声で地面が揺れるような感じであったこと、東京2020パラリンピック競技大会から3年間、身に付けてきたものを発揮することができ、今シーズンのベストタイムを出すことができたことを伝えてくれました。
児童生徒からの質問にも丁寧に答えていただき、「みんなさんからの応援メッセージは、パラリンピックで戦う上で大きな力になりました。」と話してくれました。また、競技を行う上で緊張してしまう時、どのようにしているのかの質問には「何度も確認をすること」、「緊張を楽しむこと」とアドバイスをしてくれました。
児童生徒と触れ合う時間では、半谷選手から獲得した銀メダルを見せていただきました。直接触らせていただき、メダルの重さにびっくりしていました。また、選手と握手をしたり、たくさんの質問に答えていただいたりするなど貴重な時間となりました。