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中学部後期進路週間

 11月6日7日に中学部生徒2名が職場見学・体験を実施しました。
 これまでの職場見学・体験で得た経験や進路学習等をを踏まえ、体験先を決めました。「自分の長所である作業の正確さや継続力を、材料の計量などパン屋での仕事で生かせるのではないか。」と考えた生徒は、「まちなか夢工房(パン屋)」様での体験を、「生鮮食品等が、生産者からどのような工程でお店に届けられるのか、流通に関する仕事を知りたい。」と考えた生徒は、「福島市中央青果卸売株式会社」様と「JA全農福島 福島パッケージステーション福島ベジフル館」様で、実際の仕事の見学や体験をさせていただきました。
 まちなか夢工房様では、クッキーのチョコレート付けや袋詰めなどの他、新商品の打ち合わせや店内の装飾などの様子も見学させていただきました。体験後、生徒は「商品を作るために、お客様に喜ばれる商品のアイデアや作り方、材料費や販売価格など、多くのことを考えなければならないことが分かった。仕事には計画性が必要だと思う。」と、感想を述べていました。
 流通の仕事では、様々なパッケージ作業を体験させていただきました。職場の方と同じ場所で仕事を体験させていただいたことで、実際の仕事のスピード感を感じることができただけでなく、「仕事量が多いときこそ、事前の準備をしっかり整え、先々のことを考えながら取り組む必要がある。」と、貴重なお話を伺うことができました。
 事後学習では、お互いの体験先や仕事内容は違っても、お客様に喜んでいただける心配りや計画性など、仕事をするうえで大切な力には共通することが多いことに気付くこともできました。まちなか夢工房様、福島市中央青果卸売株式会社様、JA全農福島 福島パッケージステーション福島ベジフル館様のご協力のおかげで、生徒は貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

市場に積まれた段ボールの前で笑顔でピースをする男子生徒
配達用の前掛けをかけて、バケットの入った袋を持つ男子生徒